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【ドラクエ6】バーバラの最後とその後!正体はドラゴン説も

      2022/12/09

ドラゴンクエスト6はスクエアエニックスにより発売された大人気RPGタイトルのドラクエシリーズの一つであります。

そのドラクエ6に登場する女の子でパーティメンバーであるバーバラ。世界征服をたくらむラスボスデスタムーアを倒した後エンディングを迎え世界が平和になったと思われましたがバーバラは現実世界の体が無いということで消えてしまいます。

ということで今回はそのドラクエ6バーバラに関するその後や正体について情報をまとめてみました。

 

今回紹介する情報は公式が明言してないものばかりなので今後覆る可能性があると思いますがファンたちによるドラクエ6に関する考察などを参考にまとめています。

 

ドラクエ6の世界観とあらすじで振り返り

ドラクエ6では世界征服をたくらむ魔王ムドーを倒すために主人公たちは下の世界である幻の台地と呼ばれる世界と上の世界を行き来しながら冒険します。そして冒険の途中でその行き来していた世界は実は上の世界が夢の世界であり幻の台地と呼ばれていた世界が現実の世界ということに気づきます。

幾多の困難を乗り越えながらも因縁の魔王であるムドーを倒した主人公たちの冒険は一旦落ちつきムドーを倒したことで仲間たちは現実と夢の世界の体が戻ってきます。

しかし主人公の体は戻って来ずバーバラも自身の記憶が無い。ということで文字通り主人公とバーバラの自分探しの旅をするのでありました。

 

主人公たちはその旅の途中で実はムドーは大魔王デスタムーアの部下であったことが発覚しデスタムーアが夢の世界と現実の世界を取り込むことで新たな支配者となろうとしていることを知ります。デスタムーアの野望を止めるべくデスタムーアの根城である狭間の世界へ向かいデスタムーアを撃破。

 

世界にようやく平和が訪れるのでありました。

 

エンディングの最後バーバラが消える

大魔王デスタムーアを倒したことによって世界が平和となりますがそれは夢の世界の消失を意味します。夢の世界は本来人々の心の中に存在する夢であり実体はありません。

皮肉なことに夢の世界が存在していたのはデスタムーアの力でありデスタムーアは世界を創造する力を持っていました。「狭間の世界」を創造し、「夢の世界」を実体化させて現実と夢を狭間の世界に取り込み世界を支配しようとしていたのがデスタムーアの狙い。

なのでデスタムーアが倒されてしまったことで夢の世界は消失し本来の姿である人々の心の中にある世界へと戻るのでありました。

主人公やハッサン、ミレーユなどは現実に肉体がありますがバーバラは夢の世界の住人。現実世界の住人達は夢の世界を見ることができなくなる。

それはバーバラが消えることを意味するのです。

そしてバーバラは消える最後に

さようなら ○○(主人公の名前)...

と言い残し主人公の前から消え去るのでありました。

 

かなしいいい!!!

 

ただバーバラが死んでしまったというわけではなく現実世界の住人たちに見えなくなっただけなのでバーバラは夢の世界で元気に生きています。

 

バーバラの最後は?

バーバラはマスタードラゴンの親、もしくはマスタードラゴンになる

世界が平和となり現実世界でそれぞれの人生を歩み始めた主人公たち。ある日ミレーユが仲間たちを占いの館に呼びつけます。ミレーユの水晶を覗くとそこは夢の世界の映像。

バーバラのゼニス王、そして卵を見張っていたおじさんの三人が卵が産まれる瞬間を見ていたのでありました。

 

この卵はゼニス王いわく「わたしたちの未来」が入っているらしく具体的な正体は不明。そして卵が産まれた瞬間に「THE END」という文字が入りエンディングが終了します。

 

ドラクエ6のみをプレイしている方は「???」という疑問を抱いたまま終わりますがドラクエ4、5をプレイ、そしてドラクエ6のクリア要素である「お楽しみダンジョン」を進めるとタマゴの正体は「マスタードラゴン」なのではないか?という考察に行きつきます。

マスタードラゴンはかなり大きいですがゼニス城で卵を調べた後にハッサンに喋りかけると「おれでも入りそう」ということから卵も実際よりはかなり大きな卵のようです。

 

なのでバーバラはその後マスタードラゴンの育ての親になるのではないか?と推測ができます。

もしくは後述するバーバラの正体はムドーの城に入る時の黄金竜自身という説がありそのドラゴンであるバーバラが卵の中に入っていた「未来」を得ることでマスタードラゴンにランクアップしたのではないか?と推測できます。

 

バーバラの正体は黄金ドラゴン説

ドラクエ6の一番最初は主人公、ミレーユ、ハッサンがムドーの城にやってきてムドーとの戦いの前夜がムービーで流れます。

そして最終決戦の地であるムドーの城の上からミレーユがオカリナを演奏することで黄金に輝く竜が出現。

激アツなBGMと共に主人公たちはムドーの城に乗り込むところからスタートします。

 

そんなカッコイイ演出があるシーンですがこの黄金竜の正体はドラクエ6のストーリーを進めていても触れられることはなく不明のままでありミレーユが演奏したオカリナも重要なアイテムかと思えばアイテムにならず特になんの説明も無いという何もかもが不明なドラゴンとミレーユのオカリナ

 

2回目のムドーの城へ行くときは決戦前夜急にバーバラの体調が悪くなりバーバラ抜きでムドーの城へ向かうという展開となります(まあバーバラ弱いからいいんだけど)。

このことから「バーバラ=黄金ドラゴン」という説が立ち上がりました。ちなみに1996年に発表された小説版ドラクエ6ではバーバラの正体は黄金竜であるという描写があります。

 

また2014年にあったドラクエ10のためのニコニコ公式番組にてプロデューサーの堀井雄二氏のインタビューにてドラクエ6の裏話が展開。「バーバラ=黄金竜」という設定で物語が作られていたという次期があったと明言。しかし「あった」なので逆に言えばバーバラ=黄金竜は否定された?可能性があります。

ただ一番最初に出したSFC版ドラクエ6発売直後のインタビューではバーバラと黄金竜、オカリナについてのストーリーがありましたがソフトの容量の関係で削ったとも言っていましたので容量の関係で仕方なく「バーバラ=黄金竜」の設定を崩したのではないか?と思われます。

 

ただしリメイクのDS版やスマホ版のドラクエ6ではムドーを倒した後に洞窟からムドーの城へ向かっても黄金竜が出現しなくなりました。なのでリメイクではムドーの城へはルーラでしか行くことができません。

 

といことで公式としてはまだ「バーバラ=黄金竜」にしたいのかも知れません。

 

バーバラというキャラクター

記憶を失った少女

バーバラとの出会いは現実世界にある月鏡の塔主人公たちと同じく透明の姿でさまよっていた少女であり記憶を失っていた。夢見のしずくかけてあげることで体が実体化。そしてバーバラはあてもないのでそのままの主人公たちについていく形で仲間になります。

 

カルベローナを作った大魔女の血を引く娘

カルベローナに付くとバーバラは記憶を失っているが大魔女バーバレルラの血を引いている娘であると正体が明かされます。

カルベローナは魔王デスタムーアにより究極魔法マダンテを覚える存在が現れる可能性があることから現実世界のカルベローナは滅ぼされてしまいます。しかしカルベローナの住人曰く魔法を操る者はたましいだけの存在となって生きることができるということで夢の世界にカルベローナは存在していました。

また堀井雄二さんのインタビューでは夢の世界はすでに滅んでしまった街でも思い出さえあれば存在したりできるとのこと。

しかし夢の世界のカルベローナさえも存在が危ないということでデスタムーアは封印。夢の世界のカルベローナが封印される際にバーバラの魔法力が反発しバーバラのみ記憶を失うも別の場所に魂を飛ばしたということなのでありました。

 

やはりバーバラの正体は黄金ドラゴン?

またそのカルベローナにて住人が気になることを言います。

「私たちは 肉体から 精神をときはなつことができます」

「それぞれが持つ 魔法力にもよりますが その肉体を 別のものに変身させることもできるのです」

「偉大なる大魔女バーバレルラの血を引く バーバラさまなら きっとドラゴンにでも...」

このセリフからドラゴンへの変身は単にパルプンテによるドラゴンへの変身ではなくもっと高位的なカルベローナの民限定の力だと思われます。

先ほどのバーバラ黄金竜説とドラクエ6内で確認することができる手がかりからやはり「バーバラ=黄金竜」なのかも!?

 

バーバラのその後は?(ほぼ考察)

バーバラは夢の世界の住人なので単に現実世界の住人である主人公たちに見えなくなっただけで夢の世界で生きています。

ただドラクエの天空シリーズである4、5、6は時系列として6→4→5。

 

ドラクエ4、5の世界ではもちろん夢の世界が消失している設定ですがゼニス城は4,5の世界で天空城として登場します。しかしゼニス城はエンディングを見たらわかる通りバーバラがいる世界の夢の世界の建物。

なのでゼニス城は夢の世界の建物なので4,5の世界では存在するはずがない物であります(デュランがゼニス城を占拠している時は現実世界の空を飛んでいたがおそらくこれはデスタムーアの力によるもの)。

バーバラが黄金竜で後にマスタードラゴンになるのであれば、マスタードラゴンの力(バーバラの魔力)でゼニス城を実体化させているのではないでしょうか?

またそうなるのであればかなりの力が必要なのでカルベローナの民が言っていた通り精神体が女の子バーバラで肉体が黄金竜であるならば真の力を得るために主人公と同じようにその後合体した可能性がありそう。

 

ただ合体したとしてもバーバラはドラゴンのままではなく「肉体を 別のものに変身させることもできる」なので話を聞く限りバーバラ→ドラゴンという一方通行ではなくバーバラにも戻ることができそうですよね。

 

ただドラクエ4、5のマスタードラゴンは会話している感じ男っぽいし4、5のマスタードラゴンは結構ダメキャラクターなのでどうなのでしょうかね?

バーバラ=黄金竜説はありそうですがその後のバーバラ=マスタードラゴン説はきつそうな気がします。

 

ドラクエのおまけ情報

天空シリーズの時系列

ドラクエ天空シリーズは時系列が存在し6→4→5の順番です。

 

これはいろいろ手がかりがあるのですが一番わかりやすいものは6のお楽しみダンジョンの奥にあるデスゴットでのイベント。これはリメイク版から追加されたものであるらしく未来を見ることができます。

「近い未来」を選べばドラクエ4の登場人物たちと会話することができ

「遠い未来」を選べばドラクエ5の登場人物たちと会話できます。

また2011年に発売された「ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書」ではゼニス城=天空城という説明がなされています。

他にはエスタークの存在でありドラクエ4にて地獄の帝王として中ボスで登場しましたがドラクエ5では裏ボスとして登場。エスタークは睡眠すればするほど力を増す存在でありかなりの長い間寝ていたようです。

 

マスタードラゴンというキャラクター

ドラクエ4のマスタードラゴン

マスタードラゴンはドラクエ4にてかつて地獄の帝王エスタークと戦い封印したという全知全能の存在。しかしデスピサロは手に負えないことからデスピサロの討伐は主人公たちに任せる形で協力してくれる。

偉大なキャラクターではあるがドラクエ4の主人公の父親を殺した存在であり天使と地上の人がくっつくことは許さなかったらしい。

ということでドラクエ4主人公に恨まれてもわりと仕方ない存在。

 

ドラクエ5のマスタードラゴン

主人公たちとの初対面はなんと人間姿であり間抜けにもずっと走っているトロッコに揺られていたキャラクター。しかも20年間もトロッコに乗っていたらしくその場面に出くわした主人公たちにトロッコを止めてもらい助けてもらった。

 

その後は主人公たちに天空城を浮上させるゴールドオーブを持ってきてもらったりマスタードラゴンの力が入ったドラゴンオーブを持ってきてもらったりなどする。

マスタードラゴンとなってからは「てんくうのベル」をもらい鳴らすとマスタードラゴンに乗ることが可能。タクシーアイテムとなるのであった。

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