【ネット回線】速度が安定しない理由6つ!対策まとめ
2022/03/17
「光回線なのにネット回線速度が最近遅くなってきた」
「普段は快適だけどたまにネット回線速度が遅くてラグくなる」
「ネット回線業者を変えるとかめんどうなことはしたくないけど簡単にできる何か良い解決方法はないかな?」
という方のために書いたページになります。
この記事を書いている人はオンラインゲーム歴7年で昔はラグで悩んでいたことがあります。しかし現在では通信速度を必要とする格闘ゲームやFPSをラグに困ることなく快適に楽しんでいます。
この記事では光回線でありながら時々ラグくなったり時間帯によってラグくなるという方に向けて対策の知識をまとめています。あなたのゲーム環境の改善になれば幸いです。
常にラグいという方はこちらをどうぞ
【ネット回線】速度が安定しない理由6つ!対策まとめ
ルーターの寿命
急にインターネットが安定しなくなったのであればルーターの問題である可能性が高いです。
ルーターの寿命は約5年と言われており電源が入っている間ずっと24時間年中無休で働き続けるためかなり消耗しています。ルーターは寿命が過ぎると無線がちょくちょく途切れるようになったり急に遅くなったりといった症状が出るので長い間ルーターを使っている場合はルーターを怪しんでいった方が良い。
一度ルーターの電源を落して1分ほど待ってからルーターの電源をつけるといったルーターの再起動を行うとルーターの問題は解決する場合が多いですが何度もネット回線不安定になる場合は買い替えを視野に入れておくのがおすすめです。
BUFFALO製品のルーターであれば初期設定が非常に簡単で買い替えてすぐに設定できるのでおすすめです。
マンションなど一室に置くルーターとしておすすめ。一戸建ての1階においても2階にギリギリ届くくらいの範囲の無線は出ます。一般的なレンタルルーターよりは性能が高い。
一戸建てのように広い住居に住んでいる方におすすめ。CPUが1GHzとルーターとしては性能が高いのも特徴。
ルーターに多くのデバイスを接続している
こちらはあまり無いと思いますが多くのデバイスを無線LANにつないでいる場合はデータ処理に負荷がかかり速度が遅くなる場合があります。ルーターにもよりますが性能の低いルーターで10個ほどの無線をつなげている場合は怪しんだ方が良い。
特にレンタルルーターや寿命が過ぎているルーターであれば顕著にそれが現れるので対策としてはほとんど使わないものはルーターと切っておくかデバイスをたくさんつなげたい場合は少し性能の高いルーターを購入しましょう。
無線の場合は電波の干渉
ルーターの無線LANはデーター送受信で使っている周波数帯は2.4GHzか5GHzで対応しています。
2.4GHzか5GHzの両対応ルーターもありますがほとんどの無線LANは2.4GHzで使われています。2.4GHzは電子機器の電波と周波数が被っており影響を受けやすく有名なものであれば電子レンジにより電波干渉を受けてしまう。
他には電話機、Bluetoothの影響なども受けてしまいます。
2.4GHzのルーターで電子レンジを使っている場合は速度が著しく遅くなるので注意しましょう。これについてはしばらく待てばすぐに復活する場合が多いです。
2.4GHzと5GHzのメリットデメリットとしましては
・2.4GHz:電波干渉を受けやすいが壁を隔てた部屋の隅でも届く
・5GHz:電波干渉を受けないが2.4GHzよりは届かない
といった内容。
上で紹介した
のルーターであるならば2.4GHzと5GHzの両方を出しているので電子機器による周りの環境に影響されません。
PCやスマホなどハードの問題
裏で様々なソフトが動いていたりダウンロードしていたりしている。
ネット回線の問題というよりは自分のPC環境による問題で遅くなっているというケース。様々なソフトを入れていると起動していないが裏で勝手に動いて重くなっていたり、更新プログラムがたくさん溜まっていたり最悪なにかしらのウイルスが入っていてPCが重くなっていることがあります。
使わないソフトはアンインストールしたり勝手に動いているソフトは終了させておきましょう。
プロバイダー側の問題
プロバイダーとは例えばフレッツ光などの回線業者が提供している回線を「インターネットに接続させるためのシステムを提供している」ところ。
フレッツ光というネット回線は一つしかありませんがプロバイダーは別でありたくさんの会社があります。「プロバイダーはネット回線をつなげるだけの役目なので差はほとんどない」と思われがちですが実は差があるというのが真実。
光回線である「NURO光」「au光」「フレッツ光」が使っている回線は同じ品質であり理論上は速度が同じになるはずですが速度の差を生み出しているのがプロバイダーによるところ。
プロバイダーと光回線の関係は高速道路にたとえられており高速道路が光回線であるならばプロバイダーは料金所。料金所を利用しているお客さんが多かったりする場合は混雑してしまいラグが発生してしまうのです。
「光回線なのに全然速度が出ていない」というのは「意図的に」プロバイダーがゴールデンタイムや月末に速度制限をしている可能性が大。大手プロバイダーはそれだけ利用者も多いので制限せざるを得ないのです。
プロバイダー側が通信制限する理由
プロバイダーが通信制限をする理由はサービスを使っている人全員に公平にインターネットを利用してもらうためであります。
プロバイダーが提供できるデータ量には許容範囲があり例えば一部の人がたくさんのデータを利用してしまうとプロバイダーの許容範囲を超えて他の人が回線速度が遅くなるという現状が起きてしまいます。
それを防ぐためにプロバイダーは時間帯や日によって地域ごとに通信制限を行うのです。
これを行うことで特定の人が通信を独占してしまうことを防ぎ公平にサービスを提供できるようになるのです。「じゃあ特定の人だけを制限すればいいじゃん!」という声もあると思いますが個人だけを通信制限することは法律で禁止されているので連帯責任のような形でエリアで通信制限をしています。
またP2P通信というサーバー×ユーザーの通信ではなくユーザー×ユーザーの通信は非常にデータのやり取りが多くなるためP2P通信のものを使用すると通信制限されるというケースもあります(P2P通信の場合個人に制限するのは法律で禁止されていない)。
P2P通信の例としてはSkypeやトレント、オンライン対戦ゲーム全般はP2P通信になります。
おまけ:通信制限がかからないプロバイダー
【Fon光】と【au光】に関しては現状どのプロバイダーでも問題はありません。
→Fon光
ただ住んでいる地域や集合住宅の関係でフレッツ光しか使えない場合でも大丈夫です!通信制限がかからないフレッツ光のプロバイダーがあります。
フレッツ光ユーザーであったとしてもプロバイダーだけ変えてみましょう。プロバイダーのみの変更であるなら特別な工事は必要ありません。
がおすすめ。
カモメインターネットはあまり有名ではないですが「通信制限が無い」ということを武器にしておりフレッツ光の大手プロバイダーに勝つためにサービスを工夫しているのです。
特にオンラインゲームを最適にするためのプロバイダーでありプロゲーマーも使っていますがデメリットとしては一般的なプロバイダーよりも少しだけ料金が高いという点。ただ今のネット環境に不満を持つのであれば変えてみるのもあり。
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