【 オンラインゲーム向け】おすすめ有線LANケーブル!選び方などもまとめてみた
2021/06/28
【オンラインゲーム向けの有線LANケーブルってどれだろう?】
【いろいろな有線LANがあるけどどういう選び方がいいのだろう?】
という方のために書いたページになります。
本記事の内容
・オンラインゲーム向け有線LANケーブルの選び方
・おすすめ有線LANケーブル
の2本です。
インターネットを普通に利用する上では基本的にどの有線LANケーブルを使用してもあまり大差を感じることはありませんがオンラインゲームをする上ではないがしろにできないのが有線LANケーブル。
そこでこのページではオンラインゲーム向けの有線LANケーブルを選ぶときに見るべきポイントやゲーム向けの有線のおすすめを紹介します。
オンラインゲーム向けの有線LANケーブルの選び方
有線LANケーブルを選ぶ時に注目すべきパラメーターは
・カテゴリ
・ケーブルの形
・ケーブルの爪の強度
の3点になります。
送られてきた光信号をONUが電気信号へと変換させその電気信号を通すためのケーブルが有線LANケーブル。LANケーブルの中を通っているのが電気信号であるため性能の低いケーブルを選んでしまうと電気信号がノイズの影響を受けてしまい少しだけ通信に影響が出てしまいます。
なのでLANケーブルは「カテゴリ」「形」が必要になってきます。爪の強度は折れると使い物にならなくなるため長く使用する上で必要になってきます。
有線LANケーブルのカテゴリ
LANケーブルには対応規格であるカテゴリが存在し2020年の現在LANケーブルのカテゴリは8種類あります。
・「CTA5」
最大通信速度:100Mbps
伝送帯域:100Mhz
シールド:UTP、STP対応
・「CTA5e」
最大通信速度:1Gbps
伝送帯域:100Mhz
シールド:UTP、STP対応
・「CAT6」
最大通信速度:1Gbps
伝送帯域:250Mhz
シールド:UTP、STP対応
・「CAT6A(6e)」(オンラインゲームに最適)
最大通信速度:10Gbps
伝送帯域:500Mhz
シールド:UTP、STP対応
・「CAT7」
最大通信速度:10Gbps
伝送帯域:600Mhz
シールド:STPのみ
・「CAT7A」
最大通信速度:10Gbps
伝送帯域:1000Mhz
シールド:STPのみ
・「CAT8.1」
最大通信速度:40Gbps
伝送帯域:2000Mhz
シールド:STPのみ
・「CAT8.2」
最大通信速度:40Gbps
伝送帯域:2000Mhz
シールド:STPのみ
結論から先に申しますとオンラインゲーム向けの最適LANケーブルはカテゴリ6Aのものになります。
最大通信速度はLANケーブルの理論値であり例えばカテゴリ5のケーブルを使うとどんなに通信速度があっても限界100Mbpsしか出ません。実数値は50Mbpsもでないと思います。
伝送帯域とはデータを伝達するための周波数の値。通信速度では伝送帯域は「道路車線の数」に例えられており数値が高ければ高いほどたくさんのデータを一度に通信できます。
カテゴリの数字が高くなればなるほどLANケーブルの性能が上がっていきます。
CAT7以降が必要ない理由
ここまで聞くと最上位の有線であるCAT8.2を買えばいいのですね??となりますがそうではありません。
CAT7以降はCAT6Aの上位互換的な存在でありますがシールドがSTPのみしかありません。
シールドとは強い電波により通信干渉を防ぐために施されたものでありUTPシールドは一般家庭向けに作られたシールドが施されていないタイプのもの、STPは工場地帯や研究所などのノイズの激しい特殊な環境に向けて作られたものであるためそもそもCAT7以降はオーバースペックとなってしまうのです。
またSTPシールドを生かすためには通信用の接地をしなければならず、それどころかもし接地しなければ途切れた部分がアンテナとなり逆にノイズが集中してしまい通常の有線LANケーブルよりも悪い評価になってしまいます。
そのため家庭でオンラインゲームをするのであればCAT6A(6E)が最適なカテゴリになるのです。
有線Lanケーブルの形
Lanケーブルの形は「スタンダード」「フラット」「スリム」の三種類があります。結論から言うとスタンダードタイプが一番オンラインゲームに適した形となります。
・スタンダードタイプ
ケーブル直径 約6.0mm前後
Lanケーブルの形の中でも一番ノイズに強くスピード、安定性にすぐれているのが特徴。ただ安定性を求めた結果太くなっているため配線などが少し面倒。
・スリムタイプ
ケーブル直径 約3.8mm
スタンダードタイプよりも細く、線がやわらかく配線しやすくなっているのが特徴のスリムタイプ。部屋の景観をきれいに保ちたいなどの場合に最適でありますがノイズなどにはスタンダードタイプよりも弱い。
・フラットタイプ
ケーブル太さ 約1.4mm
スリムタイプよりもさらに扱いやすくなっているフラットタイプ。
壁だけでなく物の下に敷いて配線することが可能。対ノイズはスリムと同じくスタンダードタイプには及ばない。
有線ケーブルの爪の強度
意外と大事なのが爪の強度。
プラスチック製などの爪のケーブルはちょっとしたことで爪が壊れて使い物にならなくなるというケースも多い、
というか僕がケーブルの爪をPS4やニンテンドースイッチスイッチでオンラインゲームやろうとするたびに抜き差ししていた結果壊れてしまい
またルーターから自分の部屋まで配線しなおしたというめちゃくちゃめんどくさい経験があるのでケーブルの爪は強いものがおすすめ。
ケーブルの長さ
ケーブルの長さは理論上なるべく短い方が良いとされています。
ケーブルの品質は銅でありケーブルはノイズの影響を受けやすいという特徴がありますがケーブルの長さが長ければ長いほどノイズの影響を受けやすくなってしまいます。
なのでなるべく最短の長さのケーブルを購入するのがおすすめ。大は小を兼ねる理論であまりに長いケーブルを購入すると若干の不具合が出る可能性アリ。
とくに長さがあまってケーブルをグルグル巻きにしておくとグルグル巻きからノイズが発生してしまうのでなるべくケーブルは巻かないようにしてください。
すべてを兼ね備えたオンラインゲーム向けおススメ有線LANケーブル
購入する際はルーターから接続する機器までの長さに注意して購入してください。
「CAT6AでシールドUTP」であればどのメーカーでもOKです。
バッファロー製ケーブル直径6.0mm
バッファローのこのタイプの製品はアマゾンにて10mまでしかないので注意。
エレコム製ケーブル直径6.5mm
エレコムのこのタイプは50mまである。CAT6aでありながら30mだと1700円、50mでも3000円代と安いのが特徴的。
とにかく安定した通信を!という方におすすめのCAT6AのLANケーブル。
接地が不要な特殊フィルムのシールドを加工をしており他のCAT6A LANケーブルと比べてノイズには非常に強い設計。長いLANケーブルを配線をするのであれば一考の余地あり。
ただ通信の安定性を求めたためにケーブル直径7.0mmかつ硬めな素材になっているので注意。
この商品であればLANケーブルに関する問題は解決するので一切考える必要がなくなる。
スポンサーリンク